こんにちは!ウシヲです。
経験者しかなることができないイメージが強いWebライター。
現在、とある会社のブログの専属ライターとなっている筆者もかつては『Webライターなんて、センスのある人にしかなれないんだろう…。』と思っていた時期がありました。
しかし、実際に挑戦してみると案外、難しいことはなく、誰にでもなれてしまうものなのです。
今回は、そんなかつて未経験でライターを始めるまでにかなり躊躇していた筆者が、Webライターになるまでの体験談を紹介していきます。
これからWebライターになりたい!けどやり方が始め方がわからない…。挑戦しにくい…。と考えている方のたちの後押しになれば幸いです。
Webライターとは?
Webライターを始める方法を知る前に、まずは、Webライターがどんな仕事でどんな種類があるかを知っておきましょう!
Webライターの概要
Webライターでは、簡単にいうとWeb上に掲載されているメディアの記事を執筆する仕事です。
雑誌や新聞紙のライターとは違って、検索エンジンで『どのキーワードでなら読者に気づいてもらえるか?』などSEO (Search Engine Optimization)を対策しながら、記事を執筆していきます。
SEO対策しながら、記事を執筆していくことにより、検索エンジンで上位に記事が表示され、読者の目にとまります。
そういった戦略を考えながら、Webライターは記事を執筆していくのです。
マーケティングの知識も身につく♪
また、Webライターは、パソコンとネット環境があれば、誰でも取り組むことができるため、近年人気があり注目されています。
Webライターは、資格はもちろん、経験がなくても簡単になれるのが最大の魅力です。
ライターの種類
Webライターと言っても、実は種類がいくつかあります。
種類によっては、向き不向きがあるかもしれないので、案件を取り組む前に必ずどんな種類があるのかを知っておくことが大切です。
Webライターは大まかに以下のような種類があります。
- SEOライター
- セールスライター
- コピーライター
- PRライター
- 取材ライター
- シナリオライター
それぞれどんなライターなのかを詳しく紹介していきます。
SEOライター
SEOライターとは、記事作成時に『自分の記事が検索エンジンの上位に表示できるか』を意識しながら、執筆するライターです。
本記事で大きく取り上げられているWebライターは、SEOライターに当てはまります。
私のようなブロガーもSEOライターと言える!
検索エンジンの上位に表示されると、多くの人の目にとまり、『この記事気になる!』と思ったらそこからアクセスをして、初めて記事を読んでもらうことになります。
SEOライターが記事を執筆する際に最も重要としているのは、キーワードです。
読者が検索するであろうキーワードをリサーチして、そこから記事のタイトルや内容を考えていくのが特徴です。
セールスライター
セールスライターとは、その名の通り商品を売る際に文章を執筆するライターのことです。
例えば、簡単なところで言うと、お店のチラシやダイレクトメールなどが想像しやすいでしょう。
あなたもチラシを読んで、『この商品良いな!欲しい。』と思った経験はありませんか?
その、購買意欲をそそるような文章を執筆するのが、セールスライターのお仕事なのです。
セールスライターは、チラシやダイレクトメールなどといった物を販売する場面だけではなく、集客するためのランディングページの作成などでも活躍をしています。
コピーライター
コピーライターとは、広告に使用される文章を執筆するライターのことです。
一見、商品を売る際に文章を書くセールスライターと似ていますが、コピーライターは、消費者に商品やサービスの印象をつけさせるための文章を書くことが特徴です。
例えば、CMを見ていて『このキャッチフレーズ頭に残るなぁ。何のサービスだろう?』と思った経験はありませんか?
そういった、消費者に印象をつけさせることが、コピーライターの目的です。
CMはもちろん、新聞や雑誌、商品パッケージなどの文章は、ほぼコピーライターが携わっているものだといって良いでしょう。
PRライター
PRライターとは、企業などのPRに関わるライティングを行なっているお仕事です。
とある企業で新たに発売となった新製品の案内や、製品のパンフレット、おすすめの使い方の紹介など…企業のHPやSNSなどで見かけることもあるでしょう。
その商品やサービスのPRをするための文章を書く人をPRライターと呼んでいます。
PRライティングをすることにより、より企業のことや商品・サービスのことを周りに知ってもらえるようになります。
イメージとしては、広報に近い仕事なのかも!?
取材ライター
取材ライターとは、企業や人物にインタビュー・取材をしてその内容を執筆するライターです。
音楽雑誌や芸能雑誌で見かけるインタビュー記事は、取材ライターのおかげで成り立っているといっても過言ではありません。
取材ライターは、取材対象と対話しながら、内容を聞き取り、その後文章にする際、取材内容を整理して、体裁を整えなくてはなりません。
聞いたことを整理して、文章にする力が必要なので、難易度が高そうではありますが、聞き上手な方であればおすすめなお仕事でしょう。
シナリオライター
シナリオライターとは、いわゆる舞台や映画、ドラマやアニメなどの台本を執筆するお仕事です。
依頼されたシナリオに合う資料を集めて、それをもとにストーリーを組み上げていきます。
さらに、ストーリーのほか、どんな場面なのかシーンを設計したり、登場人物のセリフを考えることもします。
ライターのお仕事の中でも特に想像力が使われるので、大変だと思われがちですが、小説が好きな方や想像力が豊かな方には最適でしょう。
最近はゲームのシナリオを書く、ゲームシナリオライターのお仕事も人気みたいです。
Webライターの案件を受注するには?
Webライターの案件は、求人サイトなどではあまり見ることはないかもしれませんが、実はいろいろな場所で募集していたり、スカウトをしてもらったりすることで、受注できます。
では、どういった場面でWebライターの案件を受注することができるのでしょうか?
主な受注方法は以下のような方法です。
- クラウドソーシングで案件を受注する
- ブログやnoteを始めて、スカウトしてもらう
- X (Twitter)などで募集をしてみる
これらの方法で、どのようにしてWebライターの案件を受注することができるのか、詳しく紹介していきます。
1.クラウドソーシングで案件を受注する
クラウドソーシングとは、Web上で企業や個人事業主が不特定多数に業務を依頼するサービスです。
クラウドソーシングには、誰でも無料で登録することができるので、未経験の方や初心者には特に始めやすいでしょう。
また、ライティングの案件でもさまざまなジャンルが揃っています。
美容系やエンタメ系、金融系、仕事系など…本当にいろいろあります!
いろいろなジャンルの案件に取り組んで、自分の向いているジャンルを探すのにも最適です!
ただし、案件を応募しても必ずしも採用されるわけではなく、人気案件はクライアント側(発注者)がワーカー(受注者)を厳選します。
場合によっては、未経験者や初心者はNGの案件もあるので、『初心者OK』や『未経験者可』などとタイトルや説明文に記載されている案件を応募すると良いでしょう。
クラウドソーシングの案件の中には、応募すると稀に『こちらの案件の募集は終了になったが、別案件であれば紹介できる。』という文言のうえ、外部のサイトやLINEに誘導させる詐欺案件もあります。
もしそのような案件に応募してしまった場合、外部のサイトやLINEには登録せず、通報するようにしましょう。
2.ブログやnoteを始める
WordPressやはてなブログなどといったブログを始めたり、文章を気軽に投稿することができるnoteを始めることにより、読者からライティングの案件を紹介してくれることもあります。
これらの媒体で記事を投稿してみることにより、次第に読者が増えていき、いずれはメディア運営者の目にとまりスカウトをされるということも実はよくある話なのです。
『ライティングは未経験だけど、文章を書くことが好き』、『練習がてら文章を書いてみたい』という方は、まずはブログやnoteを始めてしまうのも手です。
WordPressは、本格的に始めると金銭的な負担はありますが、はてなブログやアメーバブログなどのブログやnoteであれば、基本的には無料で始めることもできるので、誰でも参入しやすいです。
ただし、スカウトされるには、まず読者を増やさなくてはなりません。
読者を増やすためには多くの記事を書き続けないとならないので、かなりの時間がかかってしまう可能性があります。
この方法で案件を受注したいと考えているのであれば、とにかく根気強く執筆し続けていきましょう!
メディア運営者や企業から連絡を受けられるように、ブログやnoteにお問い合わせフォームや連絡先を事前に設置しておきましょう。
3.X(Twitter)などで募集してみる
ライティングの案件を受注するためには、SNSを有効活用するのも良い手段です。
特に、X(Twitter)は拡散性が強く、ハッシュタグ等を利用すると多くの人の目に留まります。
#Webライターさんと繋がりたい #ライター募集 #Webライター募集 などといったハッシュタグを用いて、案件を募集していたり、案件を探している方が多いです。
あなた自身が『ライティング手伝います!』とX上で呼びかけてみるのももちろん良いですが、逆にライターさんを探している企業や個人事業主も多くいるので、そういった募集しているポストに自ら声をかけてみるのも効果的です。
【体験談】筆者がWebライターになった方法
実は筆者も、かつてはWebライター初心者で、ライティングを始めたことは何もかもどうすればいいのか分かりませんでした。
しかし、そんな筆者も未経験でライティングを始めて約2年でとある会社のブログの専属ライターになりました。
また、他にも定期的に案件をいただくこともあり、現在では脱サラをしてライティング中心の仕事をしています。
今回は、筆者ウシヲの体験談を踏まえ、ライターになった方法を紹介していきます。
私がライターになった際の流れは以下の通りです。
- クラウドソーシングで簡単な案件に取り組んだ
- 文字単価1円〜2円・3000文字以上の案件に取り組んだ
- WordPressでブログを始めた
- とある会社のブログの専属ライターとして就任
具体的にどんなことをしたのか詳しく紹介をしていきます!
クラウドソーシングで簡単な案件に取り組んだ
クラウドソーシングで案件を受注しやすくするためには、まず経験値を上げることです。
つまり受注数を多くすることです。
受注数が多いと、クライアントからも『このユーザーはいろいろと経験しているんだ。』と思われます。
そして、今後大型案件を応募する際、選考が通りやすくなる可能性があります。
受注数を増やすために、まず私は以下のような簡単な案件から取り組んでみました。
- パーソナルジムの紹介文
- 実際に購入したことのある家電のレビュー
- ドラマの感想文
いずれも500文字以内で書くような案件でしたので、すぐに取り組むことができました。
また、少量ではありますが文章を書くので、未経験の方でも文章を書く練習にもなるので大変おすすめです。
報酬は50〜100円くらいと安価ですので、これらの案件でがっつり稼ぐことは難しいですが、クラウドソーシング上の経験値を増やすためにもやっておくべきです。
ちなみに私は、以下のクラウドソーシングを利用して簡単な案件に取り組んでいました。
いずれも案件数は豊富なうえ、無料で登録をすることができますので、あなたの使いやすいクラウドソーシングを探してみてくださいね。
上記全てのクラウドソーシングに登録していますが、一番私が使いやすいと感じたのはクラウドワークスです。
案件もかなり多く、サイトも見やすいから毎日のように愛用しています。
また、アプリもあるのでスマートフォンからすぐにクライアントとメッセージでやり取りができます!
文字単価1円〜2円・3000文字以上の案件に取り組んだ
簡単な案件を行い、クラウドソーシング上の経験値を上げたら、少しレベルを上げて文字数が3000字以上のライティング案件に挑戦してみました。
そして、文字単価も気にして、1円から2円くらいの案件に取り組んでみました。
文字単価0.5円などの1円以下の案件もかなり多く存在していますが、時間がかかる上には低報酬となるので、稼ぎたいと考えている方は、あまりおすすめしません。
ただし、経験値を増やしたいと考えているのであれば、勉強にもなるので取り組んでみるのも良いでしょう。
文字単価が2円で3000字であれば、1記事あたり6,000円の報酬となります。
文章を書くスピードが速い方であれば、数時間で6,000円を稼ぐことができるので、実はライティング案件は慣れればかなり高報酬なのです。
私は、文字単価1円で3000文字の案件に取り組んでいましたが、興味のあるジャンルだったので比較的短時間で終えることができたのでそこまで労力を使わずに作業をすることができました。
また、この案件を依頼していただいたクライアント様とは長いお付き合いで、現在でもコンスタントに依頼をいただいております!
WordPressでブログを始めた
クラウドソーシングである程度、長文の文章を書くことに慣れたら、以前から気になっていたWordPressを始めました。
WordPressは、難易度が高そうだと少し敬遠していましたが、『そんなの始めてみないと分からない!』と思い、ある日思い切ってサーバー契約・ドメイン取得をしました。
ちなみに私は、エックスサーバーでサーバーを契約しました。
WordPressのインストールも簡単にできますし、永久無料のドメインも付いているので初心者向けなサーバーとなっています。
これからブログを始めてみたいと考えている方には大変おすすめなサーバーです。
サーバー契約・ドメイン取得、テーマを導入して、プラグインなどをインストールしてある程度ブログとしての形が整ってからブログの執筆をしていきました。
クラウドソーシングで経験を積んでいたおかげで、文章を書くことに抵抗はありませんが、リンクを貼り付けたり、文章の装飾をしたり、アイキャッチを作るなどと今までやったことのない作業もすることになります。
初めはこれらの作業にも時間がかかってしまいましたが、慣れてくるとすぐに終わるうえ楽しい作業で私は好きです。
現在あなたが見ているこちらの『ウシヲログ』がまさにWordPressで始めたブログです。
ブログは、これからライティングを本格的にやりたいと考えているのであれば、ポートフォリオにもなるので、慣れてきたらぜひ自分で挑戦してみることをおすすめします。
また、アフィリエイトリンクやGoogle アドセンスなどを導入すれば、収益化をすることもできるので、副収入を手にいれるための手段にも最適です。
とある会社のブログの専属ライターとして就任
クラウドソーシング、ブログと経験し、『本格的にWebライターとしてお仕事がしたいな。』と思い、私はとある会社のライター募集の求人に応募をしました。
その会社のブログは、人材系を取り扱っていて、私は人材系の記事を書いたことは今までなかったのですが、いろいろなジャンルに挑戦してみたいという思いから、嬉しいことに採用していただき、専属ライターとして就任しました。
また、そのブログもウシヲログと同じく、WordPressにSWELL(テーマ)、使っているアフィリエイトサービスも全て同じという偶然が発生しました…。
ここまで全て同じだとなんか運命感じますね。
残念ながら、現在の段階ではその会社のブログをここでは紹介できないのですが、いつか許可をいただきましたら紹介できたら…と思っています!笑
人材系のネタは、リサーチも難しくなかなか大変ではありますが、現在非常に良い経験をさせていただいております。
また、直接私にご指導をいただいている社長さんもブログ経験が豊富で詳しいので、とても勉強になっています。(嬉しいお言葉もいただいており、めちゃくちゃモチベになっています…!)
Webライターは挑戦すれば誰でもなれます!
私はライティングを始めて約2年、ブログを始めて約1年ではありますが、現在ではとある会社のブログの専属ライターとして就任しています。
『Webライターになりたい!』と思ったものの最初は躊躇していましたが、とにかく私から言えることは『まずは挑戦するのみ。』です。
『どうせ結果なんて残せない…。』と思わず、まずは挑戦をしてみませんか?
もし合わなかったらそこで諦めてもいいし、少しでもできそうと思うのであれば続けてみる、そういう方法で進めてみても良いでしょう。
こんな私でもWebライターの夢をほぼほぼ叶えることができたので、あなたも夢を諦めないで、まずは一歩始めてみましょう!
私よりも素晴らしいWebライターやブロガーの方は、この世界にたくさんいらっしゃいますが、経験を踏んで専属ライターになることまでできて、私はようやくWebライターと名乗っても良いかな?!と思っています。
まだまだ半人前ではありますが、これからもっと経験を踏んで、一人前のWebライターになります!