こんにちは!ウシヲです。
あなたは、観光列車に乗ったことはありますか?
観光列車と聞くと、千葉県を走るいすみ鉄道や富士山周辺を走る富士山ビューなどの景色を楽しむ鉄道のイメージが強いかもしれません。
しかし、実は観光列車の中には、乗車しながら食事も楽しめる鉄道もあるのをご存知ですか?
しかも提供される食事は、有名シェフが監修している高級店やホテルを連想させるようなメニューで、電車に乗っていることをすっかり忘れそうなくらい美味しいものが多いです。
今回は、そんな食事を楽しめる観光列車の一つである『西武旅するレストラン 52席の至福』の魅力について紹介をしていきます。
実は筆者も先日52席の至福に乗車し、美味しい食事と綺麗な景色を楽しみました…!
実際に乗った際の乗車記もあわせて掲載していきますので、『観光列車がどういうものか気になる!』という方はぜひチェックしてみてくださいね♪
バスツアーで有名なクラブツーリズムでも
実は、52席の至福の予約ができるのはご存知ですか?
しかもおひとり様でも予約が可能です!
ツアーとして予約が可能なので、観光列車を楽しめるのはもちろん、三峯神社や長瀞に行くプランもあるので、初めて秩父に行く方でも安心です!
52席の至福とは?
52席の至福とは、東京西部や埼玉西部方面に展開している西武鉄道が運行している食事付きの観光列車です。
コンセプトは『旅するレストラン』という通り、美味しい食事を楽しむことができるのはもちろん、車内も高級レストランを連想させるような内装となっています。
西武新宿駅もしくは池袋駅から西武秩父駅までを約3時間近くかけ、四季折々の素敵な景色を見ることができます。
観光列車と聞くと、郊外を走っているイメージが強いですが、52席の至福は、新宿や池袋という都内や関東近郊でも非常に行きやすい立地にあるため、誰でも気軽に乗車することができます。
また、名前にある『52席』とは、乗車できる人数のことです。
つまり、52人しか乗車することができないので、限られた人しかいない空間の中でゆったり過ごすことができるでしょう。
後ほど紹介しますが、乗車料金が比較的リーズナブルなのも魅力的です。
特にブランチコースであれば、お一人15,000円で乗車できることも!
そのため、『観光列車気になるけど、敷居が高いイメージがある…。』と思っている方でも、予約をすれば気軽に乗ることができるでしょう。
ちなみにドレスコードとかはないのでご安心ください!
また、アニバーサリープランも設けているので、『いつもと違った誕生日サプライズを計画したい。』と考えている方にもおすすめですよ!
52席の至福 運行概要
52席の至福は、西武新宿駅もしくは池袋駅と西武秩父駅を結ぶ観光列車なのですが、実はブランチコースとディナーコースによってルートが違ってきます。
おおまかに、以下のようなルートとなっています。
- ブランチコースの場合
池袋駅 → 西武秩父駅 もしくは、西武新宿駅 → 西武秩父駅
- ディナーコースの場合
西武秩父駅 → 池袋駅 もしくは、西武秩父駅 → 西武新宿駅
ルートもですが、西武新宿駅を経由する場合と池袋駅から経由する場合とで、乗車時間等も変わってくるので、詳しい運行概要について説明をしていきます。
ブランチコースの場合
52席の至福 ブランチコースは、都内から秩父に向かうルートとなっています。
基本的には、西武新宿駅からの出発となりますが、月1程度で池袋駅から出発するルートがあります。
出発場所によって、出発時間や到着時間が変わりますので、詳しくは以下の表を参照してみてください。
ルート | 出発/到着時間 |
---|---|
西武新宿駅 → 西武秩父駅 | 10:40出発 → 13:57到着 |
池袋駅 → 西武秩父駅 | 11:02出発 → 13:57到着 |
通常、都内から秩父方面に行く場合、2時間程度で到着しますが、52席の至福の場合は、途中で何度か停車したり、下車することがあるため、2時間半〜3時間と乗車時間が長めです。
ブランチコースの場合、芦ヶ久保駅で30分ほど下車することが可能なので、その分乗車時間が長いのかも!
その分、美味しいご飯を堪能でき、車窓からの景色を楽しむことができるのです!
また、52席の至福は平日は運行されておらず、土曜日・日曜日のみの運行となっています。
ディナーコースの場合
52席の至福 ディナーコースは、ブランチコースとは違い、西武秩父駅から出発します。
到着する駅は、基本的には西武新宿駅ですが、ブランチコースと同様に池袋駅に到着するルートもあります。
ディナーコースの出発時間や到着時間は以下の通りになります。
ルート | 出発/到着時間 |
---|---|
西武秩父駅 → 西武新宿駅※ | 16:00出発 → 18:34到着 / 17:16出発 → 19:34到着 |
西武秩父駅 → 池袋駅 | 16:00出発 → 18:22到着 |
ブランチコースは、3時間乗車することもありますが、ディナーコースの乗車時間は2時間半ほどとなっており、ブランチコースと比べると少し短い時間となっています。
ブランチコースは芦ヶ久保駅で下車する時間がありますが、ディナーコースは下車できません。
こちらもブランチコース同様に、土曜日・日曜日のみの運行となっています。
52席の至福の料金はいくら?
52席の至福はブランチコースとディナーコースによって料金が変動します。
食事を楽しめる観光列車と聞くと、高いイメージが強いかもしれませんが、ブランチコースであれば比較的手頃な値段で乗車することが可能です。
そのため、初めて食事付きの観光列車に乗る方でも、気軽に乗りやすいでしょう。
観光列車ってどうしても敷居が高いイメージが強いですが、こんな私でも気軽に乗ることができました!
では、ブランチコース・ディナーコースの料金や、旅行代金には何が含まれているのか、紹介をしていきます。
ブランチコースの料金
ブランチコースの料金は、税込で15,000円です!
人によって感覚が変わってくるかもしれませんが、食事付きの観光列車でこの金額は比較的お得なのではないかと考えられます。
しかも食事は、高級レストランを連想させるようなメニューでとても美味しいです。
さらに時期によっては、車窓から桜や紅葉を見ることができるため、景色だけでも本当に楽しめます。
旅行代金には、都内から西武秩父駅までの乗車料金と食事の料金だけではなく、『西武線1日フリー切符』と『おみやげ』も付いています。
つまり、帰りはフリー切符を使うことにより、西武新宿駅や池袋駅までの運賃は追加で負担しなくていいのです。
もちろん、ラビューなど特急列車を乗る場合は、別途特急券を買う必要があります。それでも負担額を抑えることができるのでお得!
2時間半以上列車に揺られて、美味しいご飯と素敵な景色を堪能でき、さらにフリー切符やおみやげがついてて15,000円は非常にお得でしょう!
ディナーコースの料金
ディナーコースの料金は、税込で18,000円です。
ブランチコースと比較すると若干高くなりますが、それでもかなりお得な金額でしょう。
ブランチコースの食事は、スープなど比較的ライトなものが提供されますが、ディナーコースの場合は、ご飯などがっつりとした主食が提供されるので、その分少々お高いのかもしれません。
ディナーコースもブランチコースと同様に、『西武線1日フリー切符』と『おみやげ』が付いてくるので、秩父に向かう際は、フリー切符を使って行きましょう。
今回私はブランチコースの参加でしたが、次はディナーコースにも乗車したい!その際はまた改めてレポートを書きたいです♪
52席の至福の予約方法は?
比較的リーズナブルな金額で、秩父の景色と美味しい食事を楽しめる52席の至福。
『この金額なら乗車したい!』と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、52席の至福は特別運行の列車のため、予約することが必須となっています。
では、52席の至福を予約するには、一体どのような方法があるのでしょうか?
52席の至福は、以下の2パターンの方法でしか予約することができないので、いずれかの手段を使って予約するようにしましょう。
- 西武鉄道の公式サイト
- クラブツーリズム
ではこれらの手段からどのようにして予約をしていくのか、説明をしていきます。
西武鉄道の公式サイトから予約する
52席の至福を予約で一番ポピュラーな方法として、西武鉄道の公式サイト経由で予約をする方法が挙げられます。
西武鉄道の公式サイトの『52席の至福』の予約ページは、以下のリンクからアクセスすることができます。
上記のサイトから予約する際の詳しい方法は以下の通りになります。
予約サイトのリンクにアクセスすると、上記のような画面が出てきます。
この画面から、『ブランチコース』か『ディナーコース』かを選びましょう。
合わせて、予約人数も選択してくださいね。
西武鉄道の公式サイトからは1名の予約はできません。1名で参加される場合は、クラブツーリズムから予約しましょう。また、5人以上で予約をする場合は、複数回予約するようにしましょう。
コースと乗車人数を選択したら、次は予約日程を選びましょう。
『◎(席に余裕あり)』や『△(残りわずか)』がついている日程であれば予約が可能です。
『×』の日程は満員のため予約をすることができないので気をつけてくださいね。
稀に、『×』だったけど、後日再度アクセスしたら、『△』に変わっているということも意外とよくある話です。
数週間前にアクセスし直してみると、キャンセル分が出ている可能性があるので、常にチェックしてみることをお勧めします!
ちなみに私も今回キャンセル分が出ていたのを発見して予約しました!
また、ワインやアニバーサリープランなどのオプションをつけたい方は、このページで選択するようにしましょう。
52席の至福は、オプションも充実しています。
記念日や誕生日で乗車される際は、ぜひオプションもつけてみることをおすすめします!
ちなみに、52席の至福の予約は、3ヶ月前の第2木曜日から申し込みが可能です!
予約日程が決まったら、次はあなたの名前や住所などの情報を入力しましょう。
乗車券は、郵送で送られてくるので、必ず間違えないように住所を入力してくださいね。
また、オプションをつけた場合、メッセージプレートに記載する文言や名前を備考欄に記入するようにしましょう。
情報を入力したら、予約の内容を再度確認しましょう。
間違った情報を入力したり、希望していない日程に予約していないかなど、しっかり確認してくださいね。
予約の内容を確認したら、決済を行います。
決済方法は、クレジットカードのみとなります。
クレジットカードの情報を間違いなく入力しましょう。
クレジットカードの手続きが済んだら、予約完了です。
乗車7日前に入力した住所宛に簡易書留で郵送されます!
クラブツーリズムから予約する
52席の至福は、西武鉄道の公式サイトだけではなく、クラブツーリズム経由で予約することも可能です。
クラブツーリズム経由で予約をすると、52席の至福に乗車できるのはもちろん、そのまま秩父周辺の観光ツアーに参加することも可能です。
また、クラブツーリズムで予約する場合の最大のメリットとして、1名でも予約が可能ということです。
52席の至福は、通常2名以上でないと予約することができないのですが、クラブツーリズム経由だと、『1人でふらーっと乗ってみたい!』という場合でも乗車することができるのです。
一人旅が大好きな方は、こちらの方法で予約するようにしましょう!
クラブツーリズムの公式サイトは、以下のリンクからアクセスすることが可能です。
クラブツーリズム経由で予約する方法についても説明をしていきます。
クラブツーリズムのサイトにアクセスすると、ツアーの検索画面が出てきます。
キーワード検索の欄に『52席の至福』などと検索することにより、52席の至福に関するツアーが出てきます。
クラブツーリズム経由で52席の至福を予約する場合、希望するツアーを選択する必要があります。
2024年5月時点で確認できた52席の至福に関するツアープランには、以下のものがありました!
- 52席の至福と軽井沢を巡るプラン
- 52席の至福と三峰神社を参拝するプラン
- 52席の至福と長瀞ライン下りを体験できるプラン
プランが決まったら、『詳細を見る』というページアクセスしましょう。
プランが決まったら、予約する日程や出発場所を選択しましょう。
クラブツーリズム経由で予約する場合、予約できる日程が限られているので気をつけましょう。
また、ツアーによって集合場所が決められていますので、自分が行きやすい集合場所を選択することをおすすめします。
正式に予約を確定させるには、クラブツーリズムの会員になる必要があります。
会員である方はログインをして手続きを進めて、会員でない方は、画面の指示に従って会員登録を進めましょう。
ちなみに会員登録は、無料でできますのでご安心ください。
クラブツーリズムにログインをしたら、あとは画面の指示に従うだけです。
注意事項や保険の加入、アンケートなどを答えて、予約完了となります!
52席の至福はひとりでも参加できるの?
52席の至福は、西武鉄道の公式サイトから予約する場合、最低でも2名以上でないと予約を取ることができません。
しかし、中には1人で52席の至福に乗車したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
前述しましたが、52席の至福は、おひとり様でも参加が可能です。
ただし、西武鉄道の公式サイトからではなく、クラブツーリズム経由で予約する必要があります。
また、クラブツーリズム経由で予約する場合は、52席の至福単体でのプランというものはありません。
三峯神社の参拝とセットになったプランや、長瀞のライン下り体験とセットになったプランであれば存在してきるので、このようなプランを選択するようにしましょう。
三峰神社も長瀞も秩父に行ったらぜひ行ってほしいスポットです!
ぜひ一人で気分転換も兼ねて、52席の至福に乗車しつつ、秩父観光も楽しんでみてはいかがでしょうか?
バスツアーで有名なクラブツーリズムでも
実は、52席の至福の予約ができるのはご存知ですか?
しかもおひとり様でも予約が可能です!
ツアーとして予約が可能なので、観光列車を楽しめるのはもちろん、三峯神社や長瀞に行くプランもあるので、初めて秩父に行く方でも安心です!
【ネタバレ注意!】実際に52席の至福に乗ってみた!
2024年4月13日に筆者も実際に52席の至福に乗車することができたので、最後に乗車記を紹介します!
ネタバレ注意ですが、どんな感じの雰囲気なのか気になる方は、ぜひ乗車前にチェックしてみてくださいね。
最初に簡単にどういう状況で今回私は予約したのか、軽く説明いたします。
- 恋人の誕生日記念として予約
- 西武鉄道の公式サイト経由でブランチコースを予約
- 乗車1ヶ月前に予約(△になっていたところ滑り込みました。)
- アニバーサリープランも予約
乗車前の様子
私が乗車した日は、西武新宿駅出発だったので、朝10時過ぎに新宿に着くようにいきました。
西武新宿駅の2番ホームに52席の至福の車両が到着するのですが、私が到着した際は、他の車両が停車していたり、普通にばんばん電車が出発していたりと、通常の駅のホームという感じでした。
これからここに52席の至福の車両が来るとは誰も思わないだろう…。
そんなことを思っていたら、出発時刻である10時40分になる10分、15分前くらいに52席の至福の車両が到着。
密かに待ち構えていた乗車客の方がぞろぞろ電車の方に集まり、入場していきます。
このお客さんたちどこにいたんだろ…気付かなかった…。
ちなみに、駅の電光掲示板には、臨時列車(Extra)との記載がありました!
乗車する人たちの客層
これから52席の至福に乗車したいと考えている方の中には、客層が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も実はその一人で、どんな客層の人が多いのか気になっていました。
乗車する列車によるかもしれませんが、私が乗車した日はご年配の方が多かったです。
夫婦での旅行や家族旅行…などで乗車されていた方が多い印象でした。
私と同じくらいの20代くらいの人は見かけなかったです。
また、小さいお子様も見た感じいませんでした。
私の恋人(50代)と同年代、もしくはそれより上の世代の方が多いため、非常に落ち着いた雰囲気でした!
車内の雰囲気
52席の至福の車両は全部で4両あり、そのうち2両が客席となっています。
客席の雰囲気はこのような感じです。
なんと52席の至福の外装と内装は、建築家で有名な隈研吾さんがデザインをしています!
隈研吾さんらしい落ち着いたデザインで素敵ですね。
2両ある客席はこのようなデザインで、もう2両はキッチンスペースと多目的スペースでした。
残念ながら、キッチンスペースの写真を撮ることができなかったのですが、多目的スペースとトイレの様子は撮ることができたので、こちらも紹介していきます。
多目的スペースは、1両目にあり、以下の写真のような何もない空間でした。
イベントが行われる際にもしかすると利用されるのではないかと考えられます…!
人もあまりいなかったので、車窓からの景色をしっかり見たい方や写真を撮りたい方は、多目的スペースを利用すると良いかもしれません!
多目的スペースのある車両にトイレもあります。
トイレの形は、通常の電車と同様な感じとなっています。
このトイレの他にも男子トイレが1つありました。
また、トイレの前にはこのような記念碑も展示されています。
実は、52席の至福は台湾の観光列車である『鳴日厨房(ミンルーツゥファン)』と姉妹車両協定を結んでいます。
その記念碑が52席の至福の車内に展示されています。
乗車した際は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
車窓からの雰囲気
52席の至福は、車内だけではなく、車窓からの雰囲気も素敵です。
都内から出発して、所沢周辺までに行くまでの景色は、住宅街が多いです。
そのため、人によっては『住宅街ばかりでつまらない…。』って思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、住宅街を突っ切る車窓からの雰囲気を見て、純粋に『西武線沿線にはたくさんの人が住んでいるんだな…。』と西武線の利便性を感じさせられます。
52席の至福の列車を写真撮っている方も多くいたな〜!
所沢周辺を通過すると、ガラッと雰囲気が変わります。
もちろん住宅も多いのですが、都内と比べて落ち着いた雰囲気を感じ取ることができるでしょう。
入間周辺に入ると、自衛隊の入間基地の横を通過するので、自衛隊用の航空機も見れます!
そして、秩父方面に進めば進むほど、自然が多めな雰囲気になっていきます。
私が行った時期は、桜シーズンでしたので、ところどころ桜が咲いている場所を見ることができました。
紅葉の時期も絶対綺麗なはずです!次は秋に行きたいです。
また、途中で通過する『上石神井営業所』や『飯能駅』では、西武鉄道の社員さんが盛大に見送ってくれます!
ちなみに、見送ってくれる様子がよく見られるのはブランチコースでは、進行方向左側の窓です。
私は、右側に席があったので見にくかったです…。
進行方向右側の席でもしっかり見送ってくれる様子を見たいのであれば、多目的スペース等に移動して見ると良いかもしれません!
途中で停車する芦ヶ久保駅
ブランチコースに乗車すると、実は秩父に着く前に一度30分ほどとある駅で途中停車します。
それは、西武秩父駅の2つ前の駅でもある『芦ヶ久保駅』という駅です。
芦ヶ久保駅からすぐの場所に、『道の駅 果樹公園あしがくぼ』という道の駅があり、そこで休憩をすることができます。
道の駅 果樹公園あしがくぼには、秩父周辺の農産物を購入することができるのはもちろん、秩父名物でもある『みそポテト』を購入することも可能です!
また、途中停車中には、道の駅に観光するだけではなく、52席の至福の車両と記念写真を撮ることができます。
道の駅観光や写真撮影を楽しんだら、大半の乗車客は車内に戻りますが、西武秩父駅まで行かず、芦ヶ久保駅でそのまま途中下車することも可能です。
芦ヶ久保周辺は、ハイキングができるスポットがあるので、途中下車してハイキングを楽しむのも良いでしょう!
車内で提供される食事(2023年4月〜6月運行分)
ここまで客層や車内の雰囲気などを紹介していきましたが、次にいよいよ52席の至福のメインとも言える提供される食事について紹介をしていきます。
52席の至福では、コース形式で食事が提供されます。
私が乗車した際のメニューは以下の通りです。
- 秩父の春を慈しむ前菜3種 キャビアを添えて
- 秩父野菜とスッポン団子の至福のスープ
- 武州豚スペアリブの黒酢沙茶醤煮込み おこげを添えて
- 金木犀ジュレとココナッツアイス マンゴーソース
メニューはなんと3ヶ月ごとに変わります。
そのため、季節をずらして乗車をすれば違う料理を楽しむことができるのです。
何回でも乗りたくなる!
ここからは実際に私が食べた食事たちの写真を載せていくので、これから52席の至福に乗車することを検討されている方は、『こんなメニューもあるんだ!』と参考にしてみてくださいね。
52席の至福からの特別な1皿(コースメニュー外)
52席の至福の車両にまず乗車すると、席に小箱が置いてありました。
なんとこれは、2024年4月から提供が開始された『52席の至福からの特別な1皿』というものです。
西武線沿線の食材を使用した、お楽しみメニューとして提供しているそうです。
私が食べたものは、お肉のパテと練馬産のお野菜を添えたものです。
このパテが美味しすぎました…!
こちらも季節ごとによってメニューが変わるみたいなので、次乗車した時はどんなメニューになっているか楽しみです!
また、食べ終わった小箱は持ち帰りすることも可能です!
秩父の春を慈しむ前菜3種 キャビアを添えて
前菜は、『秩父の春を慈しむ前菜3種 キャビアを添えて』というメニューです。
その名の通り、野菜を楽しめる1品となっています。
画像上部にある赤い食べ物は、紅酢で仕上げたクラゲで食感がコリコリしていて食べ応えがありました!
クラゲとか滅多に食べないので、こういった機会に食べれるのは嬉しいですね。
また、画像下部にあるのか高級食材のキャビアです。
キャビアがあるというだけで、リッチな気分を感じてテンションが上がるのは私だけでしょうか?笑
秩父野菜とスッポン団子の至福のスープ
前菜の次に提供されたのが、『秩父野菜とスッポン団子の至福のスープ』というスープです。
真ん中にある白いものがお餅に包まれたスッポンです!
スッポン、生まれて初めて食べました…。
スッポン団子は、不思議な食感ですが、野菜たっぷりのスープとマッチしていてなかなか美味しかったです。
武州豚スペアリブの黒酢沙茶醤煮込み おこげを添えて
メインディッシュは、『武州豚スペアリブの黒酢沙茶醤煮込み おこげを添えて』という1品です。
お肉が本当にホロホロで、口の中でとろけていきました…!
こういったお肉って、骨が取りにくいイメージがあるのですが、簡単に取れて『じっくり煮込んでいるだな…。』と感じました。
それくらい味も濃厚です!
また、煮込みスープに画像左上部にあるおこげをつけて食べるのも美味しいです!
そして、おこげは軽そうに見えますが、お米ですので結構お腹に溜まります…!
金木犀ジュレとココナッツアイス マンゴーソース
最後は、デザートです。
『金木犀ジュレとココナッツアイス マンゴーソース』という名前からもして非常に美味しそうなデザートが提供されました。
金木犀にココナッツと、香りを楽しめるうえに、とろける食感のマンゴーを食べれる素敵な1品です。
アイスも口溶けが良く、お腹いっぱいでもペロリと完食することができました。
アニバーサリープラン
通常であれば、上記で紹介したメニューで食事は終了となりますが、アニバーサリープランを予約している場合は、さらにスイーツを食べることができます。
私は、今回恋人の誕生日祝いも兼ねてアニバーサリープランを予約しました。
アニバーサリープランは、西武鉄道の公式サイト経由でないと予約することができません。
また、予約する際に、デザートに記載するメッセージを決める必要があります。
そのため、家族や恋人、友達にサプライズをするにはもってこいなプランです!
デザートを食べてしばらくすると、スタッフさんからアニバーサリープランのスイーツが提供されます。
華やかなデザートが届いて、主役じゃない私もはしゃいでしまいました!笑
フルーツとミニケーキが添えられたプレートとなっていて、甘いものが好きな恋人も満足していました。
また、52席の至福からメッセージカードとチェキをプレゼントしてくれます。
これはサプライズされたら非常に嬉しいですし、一生物の宝物になるに違いありません…!
恋人も私の誕生日に52席の至福を予約して欲しい!!笑
下車前にもらえるお土産
52席の至福は、素敵な空間で美味しい食事を楽しむだけではありません。
お家に帰ってからも52席の至福での思い出に浸れるように、下車前にお土産をいただけます。
お土産は、お茶とクッキーの2つです!
ただでさえ、お土産もらえるだけでも非常に嬉しいのに、こんな美味しそうなお茶とクッキー2つもいただいて本当にいいんですか?西武鉄道さん!
どちらもすでに食べ飲みしましたが、本当に美味しいです。
本当に美味しいから普通に買いたい。どこかに売ってるのだろうか…。
スタッフさんたちの接客
いくら車内の雰囲気が良く、ご飯も美味しいとしても、スタッフさんの接客次第で思い出が左右されてしまうことも十分にあります。
しかし、安心してください。
52席の至福にいらっしゃったスタッフさんたちの接客は、ものすごく丁寧です!
そして、何よりも我々乗客のことを第一に考えているという印象が強かったです。
車両の案内や食事の紹介が丁寧なのはもちろんですが、細かい部分にもしっかり気遣っていると感じられました。
帰りがけには、以下のようなメッセージカードもいただきました。
手書きのメッセージは、誰がもらっても嬉しいものナンバーワンでしょう。
スタッフさんたちの温かな気持ちがしっかり伝わりました。
ちなみに、画像右側にあるクローバー柄のものは客席で実際に使われているコースターです。
なんとこちらもお持ち帰りが可能です!
ゴム製なので滑らないので、私も家でめちゃくちゃ愛用しています。
クローバー以外にも、雫・ハート・ダイヤといった柄があるので自分の席にどの柄のコースターがあるかはお楽しみに!
今回私は利用しませんでしたが、コースターは物販でも購入が可能です!
秩父観光と合わせて…52席の至福も楽しんで♪
52席の至福は、車内の雰囲気も食事も、スタッフさんの接客も何もかも素晴らしい観光列車です。
ただ秩父へ向かうために乗るだけでももちろん良いですが、アニバーサリープランを利用することにより、誕生日や記念日の思い出作りにもなるでしょう。
しかも、都心からも乗りやすく、ブランチであれば比較的リーズナブルですので、ぜひ本記事を読んで『52席の至福に乗ってみたい!』と思ったら、予約することを検討してみてくださいね。
52席の至福を楽しみつつ、秩父へ到着したら、神社巡りや食べ歩き、ハイキングなどをして、秩父観光を満喫しちゃいましょう!
バスツアーで有名なクラブツーリズムでも
実は、52席の至福の予約ができるのはご存知ですか?
しかもおひとり様でも予約が可能です!
ツアーとして予約が可能なので、観光列車を楽しめるのはもちろん、三峯神社や長瀞に行くプランもあるので、初めて秩父に行く方でも安心です!